運命の日

2007年2月3日。
覚悟を決めて病院へ向かう・・・。

「決めましたか?」先生は言う。

「残せる部分は残して下さい。」

私もチビタも大変になるのはわかっている。
周りの人に迷惑をかけるかもしれないし、助けを借りないとやっていけないのもわかっている。
不安が全くないわけではない。
でもやってみないと先はわからないし、うまく乗り越えられる可能性だってあるかもしれないのだ・・・。

人から人間の「エゴ」と言われたことがある。
「チビタが今まで自由に普通の猫として生きてきたのに、不自由になってしまうチビタの気持ちを考えろ。」など・・・。

そうかもしれないけど、何とでも思えばいい!
私だって悩んで悩んで出した答えだ。


午後から手術に入る。

「月曜の朝、迎えに来て下さい。」

病院を後にし、手術がうまくいくことを祈る・・・。

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翌朝、病院から電話があった。

「手術は無事終わったんですが、餌をなかなか食べてくれないので迎えに来て下さい。」

飼い主の私がチビタの安心できる家で餌をあげてほしいという意味だ。

とにかく手術がうまくいってよかった!
早くチビタに会いたい。


先生が臨時の「ギブス」を作ってチビタに装着してくれていた。


ギブス
運命の日_a0099131_23575020.jpg


ギブスの中はもちろんガーゼや包帯で手を保護している。

その上からギブスをはめ、手とギブスの間に低反発のようなスポンジをいれる。

そしてテーピングのような頑丈な包帯で固定し肩や背中の毛につける方法だ。

手のみの固定では手先に負担がかかってしまうので、胸の部分もギブスで支えなくてはならない。

肩から背中に包帯を紐のようにして吊るすという先生の案である。

手先の保護はできても、他の部分に負担はかかってくるだろうと・・・。

1つはチビタが暴れると、後ろ足でギブスを外そうと爪で引っかいて、関係のない部分に傷ができる可能性。

もう1つはギブスは固いために、動くことで手がすれてしまう可能性。

さらにもう1つは肩から背中にかけての紐によって体がすれてしまう可能性。


先生に言われたこと。
「これから毎日のごとく病院へ足を運ばなくてはいけなくなると思う。」

そうならないよう私は努力する。
あとはチビタの受け入れ態勢だ・・・。

病院を出た瞬間から介護生活が始まる。

まず車にチビタを乗せ、おとなしく家まで辿り着けるのかが問題だ・・・。

by nekokichi-san | 2007-04-12 01:06
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~チビタと愉快な仲間たちが繰り広げる愛と笑いの感動日記~


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