兄弟の絆

2007年3月に近づく頃・・・。

マーくん(チビタの兄弟)
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マーくんはチビタの術後以来、チビタの「カラー」や「ギブス」に動揺していたのか、ご飯時しか家に帰って来なかったのである・・・。

無理矢理3人でケージに入ったりとスキンシップをはかろうとバカなこともやった



チビタ(マーくんの兄弟)
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チビタは自分でうまく「毛づくろい」ができない。

私が舐めるわけにもいかず、ブラッシングを頻繁にする。



でも日が経つにつれ、心配する必要もなくなってきた!

マーくんが少しづつ、チビタに接近してくれた


チビタ&マーくん
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こうやって一緒に寝てくれることが増えてくる

毛づくろいまではなかなかだった・・・。

「マーくん、チビタの頭を舐めてやってくれ~!」とよく頼んでいた。



でもやっぱり心配する必要もなかった!

初めのうちは、チビタが逆にマーくんの毛づくろいをしていたのが、「お返し」の意味なのか、マーくんが少しづつチビタを舐めてくれるように


マーくんの愛
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マーくん、ありがとう

猫同士でないとできないこと。

感激でいっぱいである

私はこの画像を携帯の待ち受けにしました



昔の2匹はこんなんだった・・・。

プロレスの始まり
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家に帰って顔を合わせると、プロレスが始まる。

一応、いつも布団の上でやるらしい

そしてすぐ仲直り



この言葉は立証される

「猫の手も借りたい」・・・マーくんに実際貸してもらっている

# by nekokichi-san | 2007-04-18 15:52

チビタの出発・門出

2007年2月20日頃。

作成途中ではあるが、知人に作ってもらった義足となるものを装着してみる!

試しにカラーも外してみることに・・・。

チビタ
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服の中にはいろんな仕組がある。

言葉で説明するのが大変難しいが、簡単に言うとチビタが今までより快適そうであること。

受け入れ度100%だった


カラーなしでも暴れない!

良かったぁ~
先生の作ったギブスを応用して作ってあるのだ!

布の素材も考え、中身は金具の骨組みだ。

チビタにとって、楽な体勢がとれるよういろいろ工夫してある中、手先や他に負担がかからないようになっている


 手の中はこんな感じにいつもしている。

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手のマジックテープをはがすとこんな感じ。

(最近撮った写真なので毛が生えてきている。)



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①念のため、手先にガーゼをする。



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②ガーゼがすぐとれないよう、小型犬用の靴下を上からはかせる。



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③包帯を肘から手先にかけて巻く。



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④器具にセットする。



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⑤袖をマジックテープで固定する。



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⑥手先の金具にクッション性のスポンジのようなもがついてはいるが、さらに中型犬用の靴下を上からはかせる。



チビタ 横から
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肩を動かすことが出来、肘も曲げられるようになっているから、ペタンとできる

胸と手が金具でつながっているから、手先に体重がかからない。


チビタ 睡眠中
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こんな寝方も出来る

懸垂式に肘が曲がるが、内側にもクロスできる。

胴体部分は胸の金具を引っ張りあげる仕組みになっている。
マジックテープで調整が可能である。



改良も何度か重ねた。

この日からチビタは新しい義足と共に生活を始めます。

# by nekokichi-san | 2007-04-17 16:41

チビタの手

手術から2週間がたち、2007年2月17日、抜糸の日がやってきた!

この日、チビタの義足となるものを製作するにあたって、採寸を病院にて行った。

見るに見かねた手先の器用な私の知人が、チビタの義足を考えて作ってくれるという。

知人はもちろん獣医さんからいろいろと話を聞いているし、私もしつこいくらい説明した。

大阪にある人間の義足の会社だが、問い合わせ中だった・・・。
ここの会社では、猫は初めてらしいが犬の義足や車椅子を何頭か作ったことがあるらしい。


切断部 正面
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黒く見える部分は普段猫が使わない手首付近にある肉きゅうだ。

1時間ほどできれる麻酔をかけている。

先生がこの間に抜糸をする。



横から
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抜糸が終わったら、私が必要な箇所の採寸をする。

試作品が出来上がるまで、先生にお願いして今までのギブスをしてもらう。

手術の際、毛を剃っているのでまだ毛は生え揃っていない。



採寸は1度測ればいいというものではない。
2度3度測っても猫の体の向きや体勢が少し変わるだけで違ってくる。
毛が伸びればまた微妙に変わるものでもあるし、太ったり痩せたりすれば尚のこと変わってくる。


先生が作ってくれたギブスはもう限界がきていた。
いろんな場所が擦れたりしていたのだ・・・。

「これからも大変だと思うけど頑張って!」
先生が車まで送ってくれた。

約2日で試作品が出来た!
知人は本職の後、寝る時間を削ってまでチビタに作ってくれたのである。

出来具合、それはプロも納得する。
猫の骨格、体のつくり、動き方を考え、チビタが最低限必要とされることができるよう考えられた出来具合。
チビタを見ながら、何度か改良もした。
マーくんやモモにもモデルになってもらうこともあった。

マーくんの手
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手先のガーゼがすぐにとれるので犬用の靴下をはかせるとどんな感じになるかという実験。

マーくんの手や肩の動きを観察。

お疲れさまでしたぁ


新しい考えや情報を取り入れ、もっといい物作りを目指している。

チビタ
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違う義足に変わる。

チビタはまた受け入れてくれるのか?

不安と期待でいっぱいである。


チビタは当時、先生の作ったギブスに慣れはじめ使いこなしていた。

両前足を引きずりながら後ろへ歩くことを覚えた。

ギブスの手の先端を軸にして、ウサギのように前にピョンピョン動くこともあった。(まつば杖の原理である)



そして恐る恐る先生の作ったギブスを外し、新しい義足をつけてみることに・・・。

# by nekokichi-san | 2007-04-16 17:08

過酷な日々


チビタの手がギブスの中から外へ飛び出てしまった!

ギブスはテーピングのようなもので固定してあり、肩付近の毛を利用しているので時間がたつにつれチビタの肩の動きによりはがれてしまう。
猫は体が非常に柔らかく、皮が伸び縮みするので、肘を肩の方へ縮めると隙間から手が抜けてしまうのだ


焦った!!!

幸いなことに、チビタがあまり暴れなかったこと。
あらかじめ、ガーゼや包帯やテープを買っておいたこと。


      チビタ
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チビタの短くなった手を初めて見た・・・。

「チビタ、辛い思いさせてごめんね・・・。でも絶対に歩けるよう一緒に頑張っていこう!」

自分の処置の仕方は、慣れてもなく、焦って巻いたせいもあって、心配な点だらけである。

すぐ病院へ行ってやり直してもらう。

こんな日々が一週間ほど続いた・・・。
そして私は毎晩というより24時間、手が抜けると大変なことになるということで神経が過敏になった。

睡眠不足もたたって、私自身にも支障が出てきた。
結膜炎、言うのが恥ずかしいですが軽い「ぢ」、カンジダ、持病の片頭痛が頻繁に起きた。
もちろん、体のあちこちはコリまくりだ。

仰向けのチビタ
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こんな姿で寝たりもする。
リラックスしているのかなぁ?

でも寝苦しいのはもちろんのこと、手がずっと固定されたままなのでイライラする時もあったんだろう・・・。

もっと快適な義足にしてあげるからあと少し我慢して。


今まで病院へ行くと大暴れするチビタがいつもおとなしくしている。
怖くてブルブル震えていたのだ・・・。

先生は「チビタは暴れるから毎回麻酔が必要になるかもしれない。」と最初言っていた。
毎回の診察では全く必要なかった・・・。

チビタの診察は傷診する時など1時間くらいかかる。
私たちは病院の指定する時間の診察になった。
病院がチビタ1匹が患者ではないからだ。

チビタがギブスをつけている日数が長くなればなるほど、手が抜けるのとは別に違う支障が出てきた・・・。
ギブス内には空間があるので、中で手が動くことによってできる傷だ。
もう1つはテープを毛につけて固定させているための抜け毛。
さらにギブスを背中の紐で引っ張っているために出来た擦り傷。

寝ているチビタ①
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さらに変わった寝方をする。

頭を毛布や何かの中にうずくめて寝るのだ。

寝やすいようにしてあげても、チビタは最近これが気に入っているらしい???


先生が頭を悩ませる。
とても申し訳ない・・・。

ギブスの次の義足はさがしている最中だ・・・。
でもなかなかない。
問い合わせても断られたり、だいたい動物専門の義足の会社はまず存在しない。

チビタの場合、既成のものでは不十分である。
人間の義足もそうだけど、きちんと採寸しないとその人にあったものが出来ない。

猫の骨格、体のつくりなど先生から聞いてはいたが自分なりに勉強もした。

寝ているチビタ②
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頭に血がのぼりそうで苦しそう。

なぜこの寝方をするのか?

でもこの寝方をしている時は意外と長い時間寝てくれる。


そして先生は術後に起こりうる最悪の事態を想定して言っている。

私は友人からとても励ましてもらっていた。
とてもうれしかったし、元気ももらった。

でも専門的な知識を持った人、あるいはチビタのように前足ではなくても障害を持ってしまった動物の飼い主さんから実際の話や、前向きな意見を聞いて安心したかった。
自分で決めたことだけど、不安でいっぱいだったのだ。

家のプチリフォーム、義足探しに、介護用品探し、毎日がチビタでいっぱいである。

# by nekokichi-san | 2007-04-15 20:08

初めての夜

介護生活1日目の夜・・・。

寝る時は、チビタをケージの中へ入れることにした。
私が寝る間、チビタがもし動いたりしてどこかに引っかかったりしないようにするためだ。

ところが・・・。

動くというより、30分、長くても1時間置きに私を呼ぶのだ。

寝れない・・・。

呼ぶ理由。
トイレに行きたい」「お腹が減った」「甘えたい」のうちのいずれかだ。

毎回応えてあげた。
さすがに睡眠不足になる。
でも暴れる前に私を呼ぶチビタに感謝した。
呼んでくれることで、私が起きて看ることができるからだ。

ケージ内のチビタ
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ケージは市販のものではなく、100均やホームセンターで網のようなものを買い、部分部分をつなげて大きめのケージを作った。
天井はないので、私が入れるようまたげるのだ。
一畳くらいの大きさだ。


ケージ内にトイレを置いたので、トイレに行きたければトイレにチビタを置き支えてあげる。
お腹が減っていたら、私が座って食べさせてあげる。
甘えたい時は、一緒にケージの中で寝てあげる。

翌日、寝不足はもちろんのこと、ほとんどケージで夜を過ごしたので腰や背中がすごく痛いのだ。

でも私は苦痛に感じていないし、あえてチビタがこうしてそばにいて私を頼ってくれていることをとても幸せに感じている。
大変ではあるが、自分の選んだ選択を今まで1度も後悔したことはない。

あの時、もし「安楽死」という選択を選んでいたら・・・。
自分の精神状態を考えるとぞっとする。
きっと立ち直ることができず、ずっと後悔していただろう。

体力と気力さえあれば、私はチビタを支えてあげれる。

現実、お金も必要である・・・。
仕事は休んでいたので、貯金を切り崩しての生活だ。

今は寝ることすら満足に出来ない。

でもチビタは思うように動けず、もっとはがゆいに決まっている。

チビタが少しでも快適に過ごせるよう考えなくてはいけない。

チビタ
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チビタに介護用品用のカラーを買ってあげた。
今までのカラーより視界が広がるのか、多少は快適そうと思った。
首の周りはクッションになっているのだ。


獣医さんからは「一生カラー」と言われていた。
でも私はチビタがお利口にしていてくれたら、一生カラーをする必要はないと思っていた。
   
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座ったり寝転んだりする時は、少しでも楽でいられるよう毛布やタオルで補助してあげた。
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チビタは先生の言った「猫の習性」がほとんどでない。
ギブスをしていても暴れない。
一番の救いだ。

# by nekokichi-san | 2007-04-14 00:13
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~チビタと愉快な仲間たちが繰り広げる愛と笑いの感動日記~


by nekokichi-san
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